ゴエティア-レーヴァティ海岸

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告知出た時普通に11塔界制覇するんだ?! と思ったけど、テウルギアが作り出した塔界だったんですねなるほど~~。
「観測者」は相当強力な力を持つんだな、今まで使おうとしなかっただけで。
彼がその力を使うまでに起こった出来事を考えると感慨深い…。

古の魔王との和解が自然で、やっと手を取り合うことができてよかった~~!!
「全てを赦されてしまった枷を負って」赦されてよかった、でもどうして私を赦すの! でもなく、罰を与えられず全てを赦されてしまった枷を負おうとするメタティアクスちゃんやっぱり真面目な子なんだよね、好き。

「全てを納得はできていない、けれど信じるべきものを違えていたことは理解している」「アウトテートのように楽観的にはなれない、だから時間をかけてわたくしなりのやり方で今後あなたを支える」
「全部知っていて黙っていたあたしの罪はハルパクスの非じゃない。そのせいで帰らない奴まで生み出してしまった」
それぞれのやり方で事態を飲み込み、反省し、言葉にして伝え、なあなあで済まさなかったのがよかったです。
古の魔王が場を引っ掻き回したのも事実だし…。クラウラはみんなを助けるために消えちゃったしね…。
求めている場所はみんな一緒だった、と長い時間をかけて気付くまでのストーリー展開が納得がいくもので嬉しかったです。
色々な事情で端折られた部分もあると思うけれど、全体として読んだ時に違和感なく進めてくださったの凄いと思う。ありがとうございます。

記憶が混濁している中でもクラウラのことはきちんと覚えてたバエルが愛しいし、「在るべき場所に戻っただけなのかもしれぬ」って表現が優しくて好きだなあ。
アスタロトが「礼を言うことが出来ないというのは――辛い、だろうな」と寄り添ってくれたのも好きだよ…アスタロトも後悔を抱き続けてる人だからね気持ちわかるよね。

これやっぱりラスボスはソロモンっぽいですかね。
自らの世界では語り継がれるほどの人であり、滅びから救いたくて一つの世界の理を崩した結果の物語だと考えると憎みきれないんだよな…めっちゃくちゃ嫌味な感じで登場したら「こいつ……!!!」ってなるかもしれないけど。元の人格がどこまで残ってるのか微妙なところですが。

亡霊になっても尚諦めきらなかったナータンからしたらね……全部なかったことにするって言われて「それでみんな救われるんだな!」とはならないよね。
ジェイクが「俺にはお前のことがわからない」って言ったのが凄くいいなあと思いました 
いやだって主人公って巻き込まれまくって記憶奪われていいように使われてるのに葛藤しながらも前向きじゃないですか…何でお前は進め続けられるんだよ? って気持ちだって生まれるよ普通だと思うよジェイク。
その普通が描かれたのが好きだな~~~。
ルシールが「あなたの気持ちはわかります」ではなくて「あなたの想いを完全に理解することはできません」って素直に返したのも好き。
「代替品」でありストーリーとしては重要な役割は与えられていない二人であるからこそ、「プレイヤーは私たちには変わらないことを望んでいるはず」「王の心のよりどころとして傍で結末を見届ける」がそれぞれの役目なのが好きですね…二人がいてくれてよかったよ~~~~~!

「一気に二つの塔界を制覇したみたい」えっそれみたいじゃなくてまじで2つ制覇してるんじゃ??と思ったら案の定本来の十一塔界と別の塔界を混ぜたそうです ですよね
主人公はそういうの嫌だろうな、と思って読み進めたらテウルギアが「プレイヤーは反対するかもしれないが――」と言ったのでわっかる!!!!!!! ってなりましたわかるよ…そこで反対する主人公が好きなんだ

一人で全部背負おうとしたメタティアクスとアスタロトが「今後控えた方がよさそうね」と反省してくれたのも嬉しかったです! もうやめようね!!!! もっと周りを頼っていこ!!!

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ゴエティアクロス-甘美なる歪愛の罠後編

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<7>

・理解の早いマルファスかわいい
・なるほどなるほど、アスモダイの姿に信心。届かなかったチョコレートを彼女にもらってほしいのか
・お菓子をこよなく愛するアスモダイならちゃんと受け取ってくれるもんね
・主様の世界って普通にバレンタインあったんだ!!!!!!!? えそうなんだ……!!!!  恋想花の風習が変化して、とかかな?
・クロウめちゃくちゃもらってたんじゃないですか?どうなんですイケメン隊長?
・聞きたい相手がここにいない惜しい
・主様が女性でも男性でも自分にはまったく縁がなかったとか寂しいこと言わないでください…。この人は本当にずっと戦い続けてたんだなあ…

<9>

・ピーナッツバターに続き、今度はチョコレートの地面。靴だめになってそ…
・甘恋マルファス~~!!! フォークの槍もかわいい!
・「チョコレートにコーティングされたカタツムリのような巨大な姿」えええ…やだ…
・大切な人に渡すチョコレートを何度も何度も作り、失敗しては作り直し、渡す相手が誰だったのか何故作ろうとしたのかさえ分からなくっても消せない想いがあったんだなあ
・これ恋人相手なら微笑ましいけど、片思いの相手であまり喜んでくれなかったようだから、相手が彼女を認識してなかったりしたらホラー…

<12>

・主様そこでお菓子食べるの!!!!!? この世界で生きていた人の想いを汲もうとする優しさが大好きだけど度胸あるな…!!!!?
・クロウいたら怒られてるんじゃないの…
・やはりエルは止めようとした模様、でも主様の行動の方が早かった
・エルを心配させるのもほどほどにしましょうね、主様
・作った人の真心と、あふれんばかりの想い。純粋な恋心だったようです
・「あふれんばかり」がいきすぎた愛情だった可能性はまだあるけどね…主様たぶんそういうのは察せない人だし…
・匂い相当強烈だろうしなあ~~~~~リガルの気持ちもわかる
・クロウも普通に甘いもの好きっぽいから(というか甘味が貴重だろう主様の世界で嫌いな人はそういなさそう)、クロウもここにいたらちょっとずつ食べてたのかな

栄冠バラムしか出撃できないクエストの敵が普通にショコラエスカルゴだったので、バラムもストーリーに登場してくれたら嬉しかったなあとか。
ストーリー読破→ショコラエスカルゴとの戦闘はバラムのみ、の流れが個人的にちょっと唐突感があったんですよね。こう、余韻が壊された感じ…。
これまでのイベント形式に+した形だったから、しょうがない部分も大きいんだろうけれど。

クイーンオブショコラは女性型だったのもあって、恋心の果ての姿が完全に化物なのなんだか少しやるせなかったです。
でも主様はクイーンオブショコラでもショコラエスカルゴでも天魔になった人の心の欠片を拾い集めて丁寧に包もうとしてくれるんだよね、好き。
立ち塞がるのが自分の愛する人だった時、あなたはどうするんだろうね。

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ゴエティアクロス-甘美なる歪愛の罠前編

書きたかったことは追記に詰め込んでいるので毎回ここのコメントに困ります

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<1>

・「いつものように」色々すっ飛ばされてしょっぱなからいつものように、ってなってるの笑った 慣れ切った主様
・「世界の所々が菓子で」「そのまんまじゃねーか!」リガルの突っ込みシリーズ好き
・「お菓子食い放題」アドニアは「菓子」なのにリガルは「お菓子」って言い方するの? かわいくない??
・「わたしはやることがあるので」クロウがわたしになってるの初めて見た気がする!!!
・クロウ会話に出てこないな? とは思ったんだけど、もしかして今回不参加なんだ??? 何かあった? 大丈夫?
・「隊長の集まり」リガルが即説明してくれたありがとう~~
・副隊長はいらないんだね。若いクロウは胃をきっりきりさせてそうだけど大丈夫か?
・アスモダイは絶対参加するよね~~!
・主様とエルは異界の先は絶対ろくなことにならない…って察してるのにリガルは普通に楽しみにしてるの、めっちゃ子供でかわいい
・実際お菓子の国あったら楽しそうだしなあ、わかる
・主様はクロウもいないし不安だよね、そっちもわかる
・だってタイトルが「甘美なる歪愛の罠」だし………罠だし……お菓子の国だわーいで終わるわけがないんですよ

<3>

・ぬるぬる……茶色いねっとりしたもの……???
・地面にピーナッツバター……ちょっとやだ……匂いすごそう
・やっぱり匂いが強烈な模様、なんか色々なお菓子が混ざって更に凄いことになってそうなんですが
・「お菓子、好きなんですよね?(文句言うのやめてもらえますか?)」「思ってたのと違うって言うか……」まさか床にピーナッツバターとは想像しないよね
・私はお菓子の家的なものを想像してました、リガルはお菓子屋さん
・クロウもいないせいか、軽快に突っ込んでいくエルちゃんかわいい
・口ではそれっぽいことを並べつつ、ただお菓子を食べたいだけなアスモダイかわいい
・溶愛(ようあい)アスモダイ!思ってた通りの読み方で嬉しかった
・ピーナッツバターに足を取られながら戦うの半端なく大変そう……!!!!!
・あともう鼻麻痺してそう

<5>

・チョコレートかたつむりちょっときもちわるっっっっ
・り、リボンがかわいいですね

今回クロウいないの寂しいな~~主人公が喋らない分、一人減ると途端に会話が減る…!
クロウって他の隊長と馴染めてる気がしないんですけど、大丈夫なんでしょうかね…
10年前はアドニアが権力に近付くからって二人共昇進反対されてたしなあ…今の二人の周囲からの評価ってどうなってるんだろう。
後編でちらっと隊長会議の様子見せてくれません? ダメ?
アドニアだけ「菓子」でみんな「お菓子」なの最高にかわいい。

ショコラエスカルゴの説明文ヤンデレっぽさもあってこわっっ……

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かくりよの門-朧-9章

三日月さんは式姫草子で一番最初に引いた激レアだったので思い入れが強い式姫です

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9章 銀山ノ国

<一節>

「紅葉の坂」って綺麗だな~って思った直後に「アカザからは壊滅的な状況だと知らされる」って説明されててうっ…ってなった
BGMいつもとまたちょっと違う感じで凄い好き~~!!!! 紅葉っぽい!!!
紅葉が散ったわけじゃないんだってちょっと安心したけど、人が飢えてるって話だったので全然安心できないなと思い直しました

雑魚周回用の火力ごりごりPTだと普通にサブPTが死んでた 最新ストーリーでなめプしてごめん
戦闘から戻った時のBGMにうっとりする…綺麗なんだけど「かつての面影を夢に見て」って感じの切なさが好き
「紅葉が素敵だね」ってみんなで笑いあってた時間が確かにあったんだ…

「倒しても……皆、戻ってはこない。でも……」
「生きている人達の未来のために、僕達が戦わなければ」
この地で眠る妻と子供を置いていけなかった男性の想いを汲み、亡くなった人は戻ってこないけれど、と胸を痛めてる澪ちゃんが好きだし、戦う力を持った者の使命ですって言い切れる緋桐の強さも好き

やったぜー! ってノリが軽いなこの妖
死にかけの奴いたぶっても楽しくないだろ俺たちはスリルを求めてたんだ! ってことですか
対等にやり合えるものをぶっ潰すのが快感なんだぜ! ってことなので普通に妖だし対等と口では言いつつ上からである
「今までと違う……なんだか怖い」
今までにいなかったタイプだからね…記憶をなくし何物にも染まってない澪ちゃんには恐怖に映るのも無理はないかも
長く生きてる緋桐は何度も出会ってそうだけど、とタップしたら「こういう妖はしぶといので」で解釈一致~~~!!! ってはしゃぎました

<二節>

おばあさん「冥途の土産」とか言わないで!!!!!!主くんたちが退治するから、そうしたら人も戻ってくるはずだから、まだまだ生きてよ…
残ってるのがお年寄りとおじさんなのが…死ぬ時はここで死ぬ自分はもうどこにもいけないって動けなかった人たちじゃないですか…子供や若い人にはまだ未来があるからいないんですね…
三日月さん~~~~
刀vs刀で緋桐が止めるしか道はないんだけど、自分を犠牲にしてあなたたちは逃げて!ってできちゃうの怖くもなるな生きて
戦う力を持った者として戦わなければならないって思考の人は得てして無茶をしがちなんだよ ねっクロウ!!
緋桐は主くんのお母さん守れなかったの今も後悔してるんだろうな…

<三節>

残ってる民が少ないせいもあってか噂が広まるの早いですね?! なんかもう全員知ってそう
三日月さんは民を守ろうとしたし、彼女が守ってくれたのもみんなわかってるのに、一度の過ちが畏怖に繋がってしまったの切ない…自分たちを脅かす妖を倒せるだけの強さを持った人が刃を向けてくるって怖いよなあ
斬り合いながら「この人は急所を避けてる」って分かる緋桐も実力者だし、本人に教えてあげるの好きだな
またやってしまった……!!!っ て自分を責めてる三日月さんはこれだけでは救われないだろうけど、ほんの少しでも気持ちが軽くなるといいなって思う

「よく友人と斬り合いをして症状を落ち着かせていたのです」童子切さん…!!
障壁ができてしまったから童子切さんとも会えなくなってたのか…いずれストーリーで彼女も出てくるといいな~

「なぜ喜ばぬのだ?お前はあの上様や五大老と同じく、尼子殿が戦いたい猛者の一人なのだぞ」嬉しくないです!!!!!!!!
善良な主くんを戦闘狂の妖と一緒にしないで!!!!!?

<四節>
道を塞いでる毒野槌が昔からMMOによくいるタイプの敵でなっつかし~!ってなったけど普通にきもちはわるい

にゃんこ~~!! 三日月さん猫ちゃん好きなんだ!かわいい
またたびを身につけましょう!って改善策としては妥当なんだけど、本当にまたたび探して懐に入れたの中々シュールで面白かったです

<五節>

澪もまたたび欲しい、って欲しがる澪ちゃんかわいい~~~!!
「またたびなんかなくても、澪さんが好きなようですよ」「……うれしい」って♡飛ばしたのかわいすぎた かわいい
「癒し」って大事なんですね。ね~~~!
猫ちゃんずっとそばにいてほしいけどついてくるのは危ないよなあとも思ってたので、逃げてくれたのほっとしました

子供も残ってるんだ!でもあの、何でこんなところに1人で…弱い人間は食わないからって油断してたのかな~~一人で行動するのは危ないよ気を付けてね

<六節>

進めてる時、ご友人っぽい髭切ちゃんと膝丸ちゃんをお見かけしてかわいい~~~~!!!! って叫びました双子最高可愛い
からの、尼子の見た目ごっっっっつ落差がひどい
強者二人も揃ったぜヒャッハー!な妖は楽しそうですね
「止めなくていい……。その時は私を……そのまま斬ってください」だめだよ!!!!!!!!?
童子切さん来て!!!!!!!!

<七節>

猫ちゃん探してうろうろ
緋桐の刀を強化 なるほど急がば回れ、ですね 万全の対策をしておくのだ
既に強化してある三日月さんの刀の方が強度が高いのか
受け止められるだけの力はあるようだから実力的には拮抗してるのかな?

<八節>

「今のうちに、いっぱいぎゅーって……!」
「いっぱい」「ぎゅー」って澪ちゃんの言い方かわいい天使
三日月さんも「ぎゅ……」って続けてるのが超かわいい癒しは大事なんですよ

「どこかで会ったか?」
それ主くんじゃなくてお母さんのパターンですよね~~
尼子は主くんのお母さんとの戦いも望んでる、ってことはお母さんはまだ生きてる
「静かに休ませてくれ」って言った妖は珍しく交戦的じゃないんだなーって思ったけど、強者の息子かってころりと態度変えたのでやっぱり好戦的でした知ってた

「わしは妖じゃ。敵であるお前達に情報を与えるわけにはいかん」既にけっこー喋ってない!!!!? 大丈夫!!!!?
「母が心配ならば、母より強くなって江戸へ向かえ」えっやさしい…?!
この妖は戦闘の末に踏みつぶした人間を見るのが楽しいぜ!!って感じではなくて純粋に勝負が好きだったんだろうか
自分より強かった主くんを素直に認めてくれたのかな 若者って言ったし他の妖よりおじいちゃん(?)で落ち着いてたのかも
お母さん生きてはいるけど力を出せない状況のようです

<九節>

「もう少しこう……優し気な呼び方がよかったです」「そうですね……」
「大名狩りの陰陽師」と「乱斬りの式姫」じゃね…wでもそう呼ばれるのもしょうがない
三日月さんめちゃくちゃ真面目で良い人だ…どんなに恐れられても民を守りたい気持ちが全く揺らがなかったこの人が好き

<十節>

「ついには主人公に斬り掛かる」ひえっっっ

「お前達が来るまでに、どう戦おうかと何度も妄想したぞ!」遠足を楽しみにする子供か?
「叩き潰してあげます」って鈴鹿さんの奥義でトドメ刺したの楽しかった!!!!!頼りになるう

澪ちゃん!!!!!!!!!!!!!?
バナーの絵の横って澪ちゃんがいたんだ……!!!!!!!! 今の澪ちゃんには戦う力がないからなあ、身を張って止めるしかないよね…
本気で童子切さんが来てくれるしかなくない?でも民を置いてここに来る童子切さんは好きじゃない…って葛藤してたから澪ちゃんが頑張ってくれたのよかった
力のない者が命懸けで止めに入り、正気に返る展開大好きです 三日月さん本当は誰も斬りたくなんてなかった人だからなあ…
大好きですが澪ちゃん無茶はやめよう!!!それとは別!!!!!!

「お母さんに……教わったんだよ。不安な時は……ぎゅーってするといいんだって」
猫ちゃんもぎゅーってしてたもんね…
「澪……もしかして、猫なのかな?」かわいいいいいいいいいい

三日月さんの優しさが伝わってよかった…!!!! 誤解されたままなのは悲しいもんね
お疲れ様でした~! 三日月さん単独の絵かと思ってたので、実際は澪ちゃんが決死の覚悟で抱き着いてたの素敵だった!!!

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ゴエティアクロス-復刻絆の華は凛と咲く

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タイトルの「絆の華は」「凛と咲く」も超好き

<1>

・ポラリス隊の野営地に、一通の書簡が届けられた 当時気になってたな~~伝書鳩飛ばしてるのが分かってすっきりした思い出
・この頃はまだ主様が一人で異界の門に調査しに行ってたんだよね
・「読み漁った報告書」 主様召喚の仕方まで忘れてしまっていたから、少しでも勘を取り戻すために周囲に迷惑をかけないために読み漁ったのかな真面目な人だ

<2>

・バレンタインオセちゃんかわいい
・「綺麗な花畑もたくさんあったでしょ?」「……そうですね、確かに記述されています」綺麗だったよね、懐かしいねって思い出話をしたオセちゃんに感情を挟まず「記述されています」って返したエルが天使と魔導書の違いを現してて切ない
・エルへの記載内容は戦闘に特化している
・恋想花<おもいばな>ロマンチックだよな~~昔はそんな風に考えられる余裕もあったんだよね
・大切な人に想いを伝えるバレンタインっていう現代でのイベントをその世界でのイベントに置き換えるの好き
・「とても素敵な風習ですね」記述されています、って言った魔導書のエルが今も咲いていればとても楽しい季節になったでしょうに、って彼女の感情が籠った願望を口にしたのが好きだな
・感受性が豊かな主人公が主だったからこそ生まれたのかなって思うし、他の誰でもなく魔導書でもない「エル」だけの想いだと思うので

<3>

・この世界からしてみれば、自分達の方が天魔などよりよほど迷惑な存在なのだろう。主様いつも別の視点からも物事を見るけど、世界を壊したのは自分達の方だって冷静に考えられるのめちゃくちゃ好きです
・主様達が訪れなければここは楽園のままだったんだよな~~…
・「魔導師という仕事をしていると同僚に対する感謝の気持ちを伝える前に伝える術を無くしてしまうことも多い」重い……!!!!!!!
・どこでどの部隊が消えてしまったのか確かめる者はいない、極秘任務での殉職であっても誰も何も知らされることはなく他の魔導師は日々を過ごしている。って説明が入った後だから余計ずっしりときます
・伝えたかった人はたくさんいたはずなんだよな、いつの間にかなくしていたことにも気付かずふと後ろを振り返った時には誰もいなかったけど…
・まだ生きてる人には伝えられるから、ここでエルとオセちゃんに渡す主様が好き~~~!!!!!!
・「なんだか居心地が良すぎてこの異界から離れられなくなりそうですしね!」ね…何気ない発言がこの世界の根幹に関わる重大な一言だとはまだ誰も知る由はないのであった
・幻だってかまわないから、もう一度大切な人に会いたかったんだよね…

<4>

・オロバスお姉さん~~~!!
・天使に墓の概念はない
・カペラ隊隊長上級魔導師…
・全隊員殉職により解体されたカペラ隊…
・名前が出てこなかった演出が凄い好きなんですが、呼びづらいので便宜上カペラさん(仮)と呼んでます

<5>

・「なんだか居心地が良すぎてこの異界から離れられなくなりそうですしね!」
・居心地がいい楽園だったんですよね…二度と会えないと思っていた人に会えた場所…

<6>

・全隊員殉職、ここにいたのは天魔のみ。ってなるとね…主様は察してしまうよね
・人間ではなくなった冷たく茶色い手の薬指にそっとはめた。自分が倒してしまった天魔のかつての姿を思い描いて指輪をはめてあげた主人公が本当に大好きで、何度読んでもやっぱり大好きです

「あなたなら万が一にも惑わされることはないと思いますが」
サマエル様が信じていた通り、主様は後ろ髪を引かれながらも前へ進む強さを持ってたんですよね
私は主様の強さ優しさが大好きで、この人が主人公でよかったと心から思っているんですが、でも誰もが主人公のように強くあれるわけではないんですよ
仲間を失って立ち上がれなかった人も、戦う理由をなくしてしまった人も、この世界には数えきれないほどいると思う
けど本編で描写される機会は、そんなにあるものでもない
「亡くなった大切な人にもう一度会いたい」「幸せになりたい」
願わない人はきっと誰もいない。それが心の弱さだと分かっていても、もしも叶うなら手を伸ばしてしまう
クイーンオブショコラになった人が3級や2級といった魔導師になりたての人ではなく、「上級魔導師」という主人公よりも階級が高く、希少故に本編ではまだ一人も出てきていない階級だったのが魔導師としては頼りになる人でも主人公のようには戦う意思を貫けなかった人なんだって痛感させられる…好き…

「ここでは戦う必要もなく、飢えも痛みもない、優しい世界。ここでは別れすら存在しない」
懸命に生きてきた人なのが分かるからさあ…意識があるうちに隊員全員分のお墓を作り、恋想花を供えた優しく愛情深い人なので…「凛と咲く」が彼女にもかかっているのなら、カペラ隊になら調査を任せられるって信頼されるだけの強さもあったはず。
主人公のようにはなれなかった、名前さえ分からないままの上級魔導師をイベントで出してきたこと、そんな彼女の生き様を主人公が否定せず「この異界には甘美な誘惑が多すぎる。きっと、皆止められなかったのだ」って寄り添い、彼女が最期は人間として在れるように宝物だっただろう指輪を嵌めてあげたのがすっっごい好きです一年経った今も変わらず大好きなイベントです。

絆の華は凛と咲く
復刻ありがとう

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ゴエティアクロス-サタナエル4部後編2

悲鳴を上げるばかりで語り足らなかったので追加の感想です どんどん言語化していけ

それぞれの関係性について

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<主様とクロウ>

二人とも孤児。二人が出会ったのは孤児院。ここテストに出ます。フォントサイズ大きめの太文字です。赤文字でもいいよ。
長い付き合いであり家族であり唯一無二な親友なことは重々承知でした。互いが特別な存在なのは本編でもイベントでも常に語られてきました。けれど出会いについては触れられていませんでした。というか主要人物の家族構成もほぼ語られていない。
そんな中、主様が孤児なのが明かされたのはノロロタイベントの「小さき手に慈愛の祝福を」でした。最近のイベントです。
主様については物語開始時に「指輪は父親の形見」と言っていたこと、母親の影が一切ないこと、審判の門のくだりの際に血縁関係者を誰も思い出していなかったことから、予想の範囲内ではあります。しんだけど。普通にしんだけど。
クロウが家族のことを語ったことはなく、唯一の情報はリガルに対して放った「あなたも魔導師の家系なら」です。クロウは魔導師の家系に生まれた子どもだったわけです。
本人が知っているので、物心がつく頃までは親元にいてアドニアに預けられたものだと解釈していました。
生活能力が低い、幼い頃から既に物腰が丁寧、敬虔な信者、一緒に生活していた主人公が知らない女神について詳しい。
これらから彼は主人公とは別の人生を歩んでいた過去があり、いいところのお子さんなのかなって思っていたんですよね。
孤児だったとは誰が想像しますか!!!!!!!!?うっそでしょ!!!!!?今でもまだ嘘でしょって思ってるんですが!!!!!!
いや孤児だけなら耐えられた。ぎりぎり踏ん張った。二人が孤児院から一緒だということに止めを刺された。泣くっていうか泣いた。いつだって隣にいた人…誰よりも大事な人…
暁の協会運営の孤児院、とのことなので、恐らく親御さんも魔導師だったのでしょう。ケネスの話しぶりを見ると、協会が管理していただけあって生活の保障はされていたようです。
その後アドニアに引き取られているため、彼は配給に困ることがなかったわけですね。なるほどね。なるほどね~~~!!!?

<アドニアと主様とクロウ>

主様とクロウが孤児であるように、アドニアもまた孤児です。更にアドニアは親の顔も知らないと言われています。
アドニアとケネスは魔導師の資質を見出された、と話しているので、協会は孤児院を回り魔導師の資質がある子供を集めていたものだと思われます。孤児なら反対する親族もいないし最悪の話亡くなっても処理が楽だからね。
主様とクロウも同じように資質を見出され、経緯は不明ですが最終的にアドニアが引き取り二人を弟子として育てました。主様の指輪を見て、ソロモンの末裔だと気付いたのかもしれません。
アドニアは二人に自身の過去をほとんど語りませんでした。笑った顔も滅多に見せませんでした。
けれど訓練の後にお菓子を作っていたり、二人を信頼して女神護衛なんて重要な任務を任せたり、マクレガーやフランツに二人のことを語っていたり、大切に想っていたことは明白です。裏切ってたんじゃないのとか思ってて本当ごめんなさい何度でも謝ります。
魔力が高かったから引き取られた子供。師匠と弟子。孤児同士の寄せ集め。でも彼らは家族だった。血が繋がっていなくても、あたたかな家族だった。涙腺崩壊するしかない。
今にして考えると、アドニアが主様に洋服を買ってあげたのは自身も凍えた経験があったからなんでしょうね…。

<アドニアとケネス>

血の繋がりのない兄弟。血の繋がりについてはちょっと疑ってた、けど孤児院で出会っていたのは完全に予想外。どちらかが養子に入ってきたとかかなって思っていたので。
引き取られた先が同じだったのか、孤児院で身を寄せ合ううちに兄弟として接していたのかはどちらでもありそうですが、揺るぎない絆で結ばれていたのがわかります。
主様とクロウはアドニアの死を嘆き悲しんでいる中、ケネスだけは「あなたの死を嘆いてなどいない」と二人とは考え方が違っていました。
彼は弟子二人が知らされていないアドニアの境遇を知っており、アドニア本人も捨て去りたかっただろう一欠片を握っていたんです。
魔導師として生きていけたから人間としての尊厳を得られた、自分も彼も魔導師として死ねるならばこれ以上の幸せはないと。
そしてそのことを二人に話してくれました。二人は二度と知ることが出来ないと分かっていたから。クロウの師を、父を、自分の兄を、今はもう取り戻せない思い出を、共有してくれました。血の繋がりはなくても、彼は叔父としてクロウを気にかけていたのかもしれません。家族…………

<アドニア、ケネス、主人公、クロウ>

全員が心に傷を負った人達です。
ひとりぼっちだった彼らが出会い、共に過ごし、共に戦った。
親の顔も知らないアドニアです、二人を育てるのに大変な苦労もしたんじゃないでしょうか。
彼が二人に与えた愛情は、もしかしたら彼自身が欲しかったものかもしれません。
寄せ集めの、しかし本物の家族…………

「魔導師として死ねるならば、これ以上の幸せはない」
アドニアは魔導師として生きながらえ、未来を紡ぐため自らを犠牲にしてミカエルと対峙しました。
ケネスの言葉通りの、生涯を終えるために。
まだ納得がいっていなかったリガルとは対照的に、クロウは師匠の選択を受け入れ敬礼しました。主様も同じです。
今生の別れとなる、敬愛する師へ。
ケネスの言葉を先に聞いていたからこそ理解できる師匠の想いを汲むことが彼らにとって最後の孝行だったから。
本来ならば、別れの挨拶を交わすことも出来なかったのだから。

アドニアは最期まで師匠だった。父親だった。兄だった。魔導師長だった。彼らが立ち止まらずに歩んできた道は途切れなかった。
大好きです。感情ぐちゃぐちゃにされたくらい大好きです。
今も全然整理できていませんが、どうにか頑張って言葉にしようとしています。後で読み返した自分は何を思うんでしょう、それはそれで楽しみですね。笑ってるといいなと思うよ。

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