各キャラクター
主人公
ポラリス隊副隊長。中級魔導師。魔導師長アドニアの弟子。
反乱軍の総指揮官、ソロモン王の血を引く。
瀕死の状態で運び込まれ、長らく眠り続けていたせいか記憶が曖昧になっている。(1部1章1節)
左手の人差し指にはめた指輪は父の形見。気持ちが落ち着かないときは指輪を触ることが癖。(1部1章1節)
母親は顔も見たことがなく、抱かれた記憶もない。(イベント追想なる試練の中に)
暁の協会が運営する孤児院の出身。(4部サタナエル編7章3節)
体質的に人以外のもの――エルや精霊などと同調することに長けている。(2部サタナエル編6章5節)
中級魔導師の中で唯一魔導書を実体化した。(2部サタナエル編6章5節)
最年少で魔導師になった記録を持つ。(3部サタナエル編2章6節)
2級、1級の最年少記録も塗り替えた。(イベント追想なる試練の中に)
最年少の中級魔導師。(3部アザゼル編2章6節)
10年ほど前、2級魔導師だった。(イベント追想なる試練の中に)
自分の隊を率いていたこともある。(2部サマエル編4章3節)
魔神に頼り切った戦い方は昔のアドニアにそっくり。(3部ベルゼブブ編5章5節)
クロウ
ポラリス隊隊長。中級魔導師。魔導師長アドニアの弟子。
主人公の幼馴染。
暁の協会が運営する孤児院の出身。(4部サタナエル編7章3節)
リガルとそう年は変わらない。(1部4章1節)
最年少の中級魔導師。(3部アザゼル編2章6節)
10年ほど前、3級魔導師だった。(イベント追想なる試練の中に)
主人公との模擬戦の結果は10年ほど前で350勝454敗(イベント追想なる試練の中に)ポラリス隊結成時は10戦3勝くらい。(イベント追懐に眠る試練の鍵)
女神に対して最大の敬意を払う。(1部6章1節)
冷静沈着で、どんな場面でも最良の決断を下すことができる人物。多数を守るために少数を切り捨てる判断ですら下せる。
しかし内面は非常に神経質で繊細、それゆえに危うさがある。
自分が受ける精神的なダメージを減らすため誰とも親しくしようとはせず、隊員たちの名前は覚えていても性格や髪の色、好きなものなどの情報は持たない。(2部サマエル編4章3節)
魔神に頼り切った戦い方は昔のアドニアにそっくり。(3部ベルゼブブ編5章5節)
リガル
第2支部のアルタイル隊→ポラリス隊。3級魔導師。
今年16歳。(3部サマエル編7章5節)
魔導師としては珍しく、弓を使う。態度や雰囲気も含めて魔導師らしくない。
回復魔法を使える魔神を所持していない。
戦いの際には誰よりも堅実で安全な陣を張る。(2部ベルゼブブ編3章1節)
「魔導師をやめた家」で配給を貰ったことは一度もなく、自給自足で生きていたためか生活力がある。(2部ベルゼブブ編5章2節)
それもあってか女神への信仰心が薄く、不躾な態度を取ることが多いため度々クロウに窘められている。
エル
主人公の先祖代々が使ってきた「ラジエルの書」が実体化した姿。
500年以上前に作られた魔導書で、天と袂を分かつ前に人間に与えられた。(3部サタナエル編3章5節)
代替わりを重ねているため当時の固有の記憶は所持していない。(3部サタナエル編3章5節)
「この世界」のみに留まらず別の世界の知識もある様子。(1部5章3節)
人間より敏感に、そして正確に気配を感知することができる。(2部アザゼル編4章3節)
人間の聴力の数倍はある。(2部サタナエル編3章2節)
アドニア
魔導師長。特級魔導師。主人公、クロウの師匠。
マクレガー、フランツの同期。(3部ベルゼブブ編3章3節)
部下を褒める人間ではなかった。(3部ベルゼブブ編5章5節)
親の顔も知らない孤児。同じ孤児院出身であるケネスの血の繋がらない兄。
魔導師としての資質を見出され、協会の保護下におかれた。(4部サタナエル編7章3節)
神魔撃滅陣を使用している。(4部サタナエル編編8章6節)
チック
第1支部長。准特級魔導師。
素顔を決してさらさない不気味な男。本部にも顔を出したことがない。
魔神を共に戦う仲間とは考えていない。(4部ベルゼブブ編8章1節)
相当な強者だが、フランツ達とは一線を引いている。(4部アザゼル編8章6節)
マクレガー
第2支部長。准特級魔導師。
アドニア、フランツの同期。(3部ベルゼブブ編3章3節)
大剣を使う魔導師。
脳みそまで筋肉で作られているような男。(3部ベルゼブブ編2章3節)
天界大戦より以前から存在する年代ものの魔導書を使用している。(3部ベルゼブブ編2章6節)
フランツ
第3支部長。准特級魔導師。
マクレガー、アドニアの同期。(3部ベルゼブブ編3章3節)
魔法をかけて周りには子供に見えるようにしている。外見年齢はリガルよりも幼い。
「陣風」のフランツ。特攻隊長。誰よりも先に戦場の最前線に立ち誰よりも先に敵を殲滅する。(3部アザゼル編2章3節)
ダイアン
第4支部長。准特級魔導師。
蛇を飼いならしており、斥候にしている。
最初に配属されたのは第3支部。弟と共に配属された。弟が亡くなったことが原因で当時隊長だったフランツを憎んでいる。(4部サマエル編2章3節)
ケネス
第5支部長。准特級魔導師。
天魔の研究者。
簡易的な幻影探知機になっているモノクルを左目にしている。(3部サタナエル編4章1節)
同じ孤児院出身であるアドニアの血の繋がらない弟。(4部サタナエル編7章3節)
他の支部長とは違い病弱な顔をしているからかよく一般魔導師に間違われる。(3部サタナエル編1章6節)
リカバー(3部サタナエル編1章3節)、ヴォルテックス(4部サタナエル編1章6節)を使用している。
魔導師
世界を救う使命を課せられた勇者などではなく、れっきとした職業。任務に対して給金が出る。(2部サマエル編3章2節)
魔導書と契約する際に対価を決める。
魔導書と契約した者はその時に約束した対価を支払い続けなければならない。一度契約すると一生対価からは逃げられない。(2部アザゼル編2章4節)
階級が彫られた腕章をしている。外套を着ているのは中級魔導師から。
暁の協会
ソロモンが設立した組織。(4部サタナエル編7章6節)
数千人を超える大きな組織。(3部サマエル編2章5節)
周辺の村や貴族からの寄付金で成り立っている。(2部サマエル編3章2節)
本部以外にも各地に5つの支部を持っている。明確に分かれているわけではないがおおよその管轄が存在。(2部サマエル編2章1節)
5つの支部それぞれに神殺しをするための兵器『五芒聖』がある。
支部の魔導師の数は本部の1/5。支部長が独自の方法で支部を守る策を講じている。(2部サマエル編4章1節)
全魔導師の1/2という勢力を所有していた本部は防衛策を講じる必要がなかった。(2部サマエル編4章2節)
階級は←特級、准特級、上級、中級、1級、2級、3級
通常、配属されたばかりの3級魔導師は数か月の訓練を経てその後、正式に部隊に入隊する。(2部サマエル編5章1節)
本部は中級魔導師から部隊を持つ。支部は人数が少ないため1級魔導師でも部隊を任される。(2部サタナエル編1章1節)
中級魔導師ともなれば3級魔導師の数倍は給金をもらっている。
中級魔導師は3級の20の1ほどの人数しかいない。中級以上になると定員が設けられており、欠員が出ない限りは昇進する事も出来ない。
実際は中級も入れ替わりが激しく、数ヶ月から数年で殉職するものがほとんどで欠員待ちになることは少ない。(2部サマエル編3章2節)
准特級魔導師は現在8名。内5名が支部長の任についている。(3部ベルゼブブ編2章3節)
連絡手段は鳩を飛ばしている。(3部サマエル編2章3節)
本部 魔導師長アドニア。ポラリス隊、シリウス隊が所属。古城をそのまま利用しており、レンガ造りの強固な要塞。(1部6章1節)
第1支部 チック。
第2支部 マクレガー。タラゼド隊、アルタイル隊が所属。本部にも負けない規模の建物。(4部ベルブブ編1章5節)
第3支部 フランツ。イゼル隊が所属。本部にも負けない規模の建物。(4部アザゼル編1章1節)構造が本部に似ている。(4部アザゼル編1章3節)
第4支部 ダイアン。スラファト隊が所属。
第5支部 ケネス。グリーゼ隊が所属。暁の協会唯一の研究所があり、主に天魔の研究を行っている。(3部サタナエル編2章1節)