備忘録。ネタバレもするよ。

先頭固定

呟き
別にツイッターでも言えるけど仕様上どこに流れていくかわかったものじゃないツイッターではあんまり言いたくないなあ、キャラアイコンだし余計に、ってこととかもぽつぽつ投げたりもしてます
ツイッターでも言いたくないことは言わないので暴言を吐いたりはしないです

2025年3月

呟き
昔は「俺」主様もたまに書いてましたが、今はゴエティアのこととクロウが僕だったことも考えると「僕」で固定かなあ
昔書いておいてよかったね
サイト
最近の暴走をまとめました 6.5周年おめでとうクロウありがとうkyuubi.gif

テキストのリンク名ミスってるの多くない!!!? あほ!!!!? と気づいてしまい、修正しました 繋がらなくなっちゃうから該当ポストも消した
私はブクマはどこでもいいというか、どこをブクマしてるのか確認する術を入れてないのでお好きにどうぞ派なんですが、消したり変えたりしても自己責任でお願いしますねです indexが無難です
なし
追懐ってエルのクロウへの当たりが異様にきついんだよな……
ゴエティアクロス
#SS
「困らせてしまいましたね」
 どうやら顔に出てしまっていたらしい。失敗した、とあなたはフードを深く被り直す。クロウには通じないのもわかっていたが。

 普段は行動を共にし、用があるときは部屋に赴くクロウと珍しく外で待ち合わせをした。約束した場所に訪れると、そこにいたのは正装したクロウ。付き合いが長いあなたでもほとんど見たことがない、気品のある衣装に身を包んでいた。道行く人に貴族ですと冗談を言えば、誰もが信じることだろう。
 ……何かの記念日だっただろうか?
 あなたが困惑していると、こちらに気付いたクロウが顔を輝かせる。眩しい。近頃自室に籠りきりで書類を片付けていたせいか、快晴の空の下で見る彼の笑顔はやけに目に痛い。そういえば彼はとびきり整った顔をしているのだった、と現実逃避にも近い感想を抱く。聖服のときでも一目惚れされたりしていたけれど、華やかな装いをしていると端正な顔立ちが際立つ。
「呼び出してしまってすみません。今日は日頃の感謝を伝える日だと聞いて……」
 あなたに、と照れくさそうに差し出された白薔薇の花束。日付を思い浮かべ、ホワイトデーというのだったのか、といつか得た知識を思い出す。
 つまりクロウは、あなたに感謝の気持ちを伝えるために正装し、薔薇の花束を用意し、あなたが来るのを待っていた。と理解はしたものの、上手く感情が追い付かない。
「困らせてしまいましたね」
 困っている、と指摘されればその通りだった。正確にはどうしたらいいのかわからないだけだ。
 型にはまっているのは真面目な彼らしいと言えば彼らしい。あなたも詳しくはないが、一般的にここまでするのは恋人相手にではないだろうか? 訂正してしまえば、勘違いしてしまったと落ち込む彼の姿が目に見える。それに、好意を無下にはしたくない。
 あなたは悩みに悩んで、素直に花束を受け取ることにした。いい香りだ。ほっとしたように息を吐いたクロウを見て、自分の判断は間違っていなかったと胸を撫でおろす。
「5本の薔薇の花言葉をご存じですか?」
 あなたは首を横に振る。どこかで耳にしたことがあった気がするが、引っ張り出すことはできなかった。
「あなたに出会えて本当によかった、です。ぴったりでしょう?」
 自分もクロウに出会えてよかった。心からの感謝を、あなたもクロウに返す。
「よかった。今日は久々の休暇ですから、たまにはゆっくり昼食でも食べに行きませんか?」
 断る理由もない。あなたが頷けば、クロウの笑みがますます深くなる。歩き出そうとして、──気がついてしまった。
「どうかしましたか?」
 あなたもクロウも、休暇の日でも聖服を着ていることが多い。アドニアによって急に仕事を振られることが多々あるためだ。だから今日も、何の疑問も持たずいつも通りの聖服で来たのに。
「服、ですか? 気にすることはありませんよ。洗濯もしているでしょう」
 クロウは気にしなくても、あなたの気が引ける。確実に釣りあいが取れていない。着替えさせてほしい、と訴えたあなたにクロウは了承してくれた。ついでに花束を部屋に置いてこようと考えて、またしても肝心なことに気付いてしまった。
 服がない。
 最後に買った服は、着る機会がないものだからすっかりしまわれたまま季節が変わった。しかもあれは、安売りしていたからと特にこだわりもなく買ったものだ。エルに苦言を呈されたりもした。他の服も似たようなもので、とてもではないが今のクロウの隣に並び立つには不相応である。アドニアが「上質な服の一着や二着仕立てておけ」と言っていたのは、こういうことか。必要になるのは当分先の話だと師のアドバイスを聞き入れなかった自分が悪い。

 クロウのお腹には少し我慢してもらって、服を新調しよう。いい機会だ。
 そう決めたあなたはクロウにも告げ、服屋へと向かう。あなたもクロウも、足取りは軽かった。
ゴエティアクロス
#SS #女性主様
「うわ、枝毛」
「髪長いと手入れめんどくさくないのか?」
「めんどくさいよ。でもショートもマメに切らないといけないし。それに」
「それに?」
「昔、クロウが綺麗な髪だって褒めてくれたから」
「あーハイハイ。晩飯何にするかな」
「聞いたのリガルなのに」
ゴエティアクロス
#SS
「透き通った銀髪綺麗でいいな」
「僕はサラサラの黒髪が羨ましいよ。あちこち跳ねるんだ」
「ほんとだ。クロウみたい」
「え……クロウよりはマシだと思う」
「同じようなものだよ」
「クロウも僕も直してこれなんだよ……」
ゴエティアクロス
#SS #女性主様
「お前ソロモンと似てないよな」
「お母さん似なんだよ」
「そうなんですか?」
「うん。お母さんが艶々の黒髪だった。リガルはお父さん似だよね。将来かっこよくなりそう」
「別にアイツに似てたって嬉しくねえし……」
「クロウは、とにかくご両親が綺麗な方だったのはわかる」
「わかる」
ゴエティアクロス
#SS #男性主様
「ソロモンに会った時お前に似てて驚いたぜ。アレイスターもそっくりなのか?」
「私も驚きました。血を感じましたよ」
「そう? 髪の色くらいだよ」
「顔も似てるだろ。こう、雰囲気が」
「ええ……あんなに格好よくない」
「……」
「え、なに?」
「生命力はお前の方がありそうか」
「褒めてる?」
ゴエティアクロス
#ss
笑っていてね、怪我をしないでね、無事に帰って来てね。それらは、愛に満ちた祈りだ。やさしい祈りが日々つもって、生きる力になる。待っていていてくれる人のために自分は戦うのだと、そう言って戦場を駆ける同士を多く見てきた。
「一緒にがんばろうね」
あの日のあなたを、今も信じている。
ゴエティアクロス
#SS
昔、任務の終わりに一輪の花を買って帰る人がいた。高価なのに、とあの頃は不思議だったけれど今なら少し理解できる。疲れた心が浄化されていくような、安らぎを感じるのだ。日頃の感謝を込めた、と彼の気遣いも胸を暖かくしてくれる。
「枯れてしまうのがもったいないな」
明日も部屋に帰ってこよう。
ゴエティアクロス
#SS
「5本だから、プロポーズじゃないんだけどね」
「本数で意味が違うんだったか?」
「そうそう。覚えてて偉いよ。5本は感謝だって」
「へへっ。けど遠目からはわかんねえよ」
「それもそうか」
「なあところでこれ、いくらしたんだ? 安い買い物じゃねえだろ」
「……怖くて聞いてない……」
ゴエティアクロス
#SS
「どうしたんだよこの薔薇。たっかそ……」
「クロウがくれた。綺麗だよね」
「は? あれか、着飾ったすげーイケメンが白薔薇持って立ってたってあいつのことか!?」
「……噂になってるんだ?」
「プロポーズは成功したのかっておばちゃん達が盛り上がってたぞ」
「イケメンは大変だね……」
ゴエティアクロス
#SS
そういえば彼は花言葉に詳しいのだった。孤児院の本の中に植物図鑑も混じっていた。それにしたってどんな顔をして白薔薇を買ったのだろう。
大切にしなくては、と生けようとして肝心なことに気付く。――花瓶がない。取り急ぎコップで代用したものの、台無しである。……お洒落なやつ、買ってこよう。
なし
ホワイトデーっぽさが強いのは別案だけど王子様+挙式っぽさが強いのは採用された衣装という印象を受けたのでこちらを採用してくださってありがたい……でもどっちも似合うねクロウ……
ゴエティアクロス
#SS
「あなたと初めて出会ったときのこと、覚えていますよ。心許なさそうに師匠の背中に隠れていました」
「忘れてしまってたけど、思い出したよ。かわいい女の子が声をかけてくれて嬉しかった。歓迎してくれる人がいるんだって安心したな」
「……女の子?」
「小さくて髪も長かったし……ごめんって」
なし
主様の性別どちらでもクロウと一生一緒にいてくれ~~!と思い続けてますけど、主様が女性ならマジで責任取ったほうがいいと思う こんなイケメンが傍にいたら基準がバグりすぎてて他の男に目がいかないのでは?
なし
この時期ってデザコン魔神の実装だったんだよね……さみしいね……

2025年2月

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